ステンレス製の耳かき

この記事では、何種類もある耳かきの形状について、特徴やそれぞれの耳かきに適した耳垢を解説します。

人により感じ方や使い勝手は違ってきますので、この記事で紹介する内容がすべて正解!というわけではありません。

なので、客観的な評価と、実際に僕が利用してみた主観的な意見を交えて解説しています。おすすめできる耳かきも紹介していますので、あなたの耳垢に合わせた、最適な1本を見つけてくださいね!

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定番の形!スプーン・ヘラ型の耳かき

黄楊の耳かき

耳垢のタイプ
粉(乾燥) ぬけがら(かさぶた) しっとり(湿り) べとべと(ねっとり)
〇 ◎ 〇 △

スプーン・ヘラ型の耳かきは、一番スタンダードな耳かきですね。材質は竹の製品が多く、チタンやプラスチックで作られた製品もあります。

ほぼすべての耳垢に対応できますが、得意な耳垢は乾燥してかさぶたのようになったタイプですね。

また、どれも同じ耳かきに見えても先端の薄さや角度、皿部分の大きさによっても使い勝手が大きく変わってくる、奥の深い耳かきです。

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綿棒の進化系!?コイル・綿棒型の耳かき

ののじの耳かきコイル型

耳垢のタイプ
粉(乾燥) ぬけがら(かさぶた) しっとり(湿り) べとべと(ねっとり)
〇 ◎ △ ×

先端がコイルを巻いたような形状の耳かきは、綿棒の進化系とも言うべき耳かきです。バネ型やスプリング型とも呼ばれていますね。

綿棒のような優しい肌触りと、金属特有のヒンヤリ感が気持ちいい耳かきです。コイルの隙間からこびり付いた耳垢をやさしく削るように取ってくれますので、乾燥したぬけがら型の耳垢や、粉っぽい耳垢に最適です。

この耳かきの弱点は、使用後の耳かき本体の手入れが大変な事です。先端が複雑な形状になっているため、使用後は1回1回しっかりと洗って手入れをする必要があります。

そのかわり、キチンと手入れをすれば、いつも衛生的に使えるメリットもありますね。

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綿棒とヘラ型の融合!スクリュー・らせん型の耳かき

グリーンベルのミミスキット

耳垢のタイプ
粉(乾燥) ぬけがら(かさぶた) しっとり(湿り) べとべと(ねっとり)
◎ 〇 △ ×

先端がネジのようにグルグル巻かれた形状をしている耳かきは、綿棒型とスプーン・ヘラ型の良い部分を合体させたような耳かきです。当サイトではスクリュー型と呼んでいます。

基本的にはコイル型と同じような機能で、かさぶたのような塊よりも粉っぽい耳垢の方が得意です。

コイル型に比べて“耳かきの気持ちよさ”がほとんどないため、僕個人としてもあまり好きではない耳かきです。コイル型と同じく、使用後は水洗いでの手入れが必要になります。

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適度な弾力性!ループ型の耳かき

ののじのトリプルループ耳かき

耳垢のタイプ
粉(乾燥) ぬけがら(かさぶた) しっとり(湿り) べとべと(ねっとり)
△ ◎ 〇 ×

スタンダードなヘラ・スプーン型の耳かきの進化系ですね。2本や3本のワイヤーで、肌にこびりついた耳垢を掃除します。

得意な耳垢は、かたまりになって取れるかさぶたタイプです。粉っぽい耳垢はワイヤーからすり抜けて落ちてしまうため、ちょっと使いずらいですね。湿った耳垢は問題ありません。

ワイヤーにより適度に弾力性があるのが特徴で、実は竹製の耳かきよりも肌にやさしく、痛くありません。

使用後の耳かき本体の手入れはそれほど面倒でもないので、なかなか使いやすいですよ。肌が弱い人におすすめです。

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ハイテク!カメラ・スコープ付きの耳かき

カメラ付き耳かき

耳垢のタイプ
粉(乾燥) ぬけがら(かさぶた) しっとり(湿り) べとべと(ねっとり)
× △ × ×

先端にカメラとライトが搭載されていて、スマホやパソコンでリアルタイムに映像を確認できる耳かきです。映像を確認しながら同時に耳かきをする事もできるため、まさにハイテク耳かきですね。

しかし、実用性はかなり低く、耳かきとしての使用はできません。理由として、耳かきとカメラ、ライトがすべて同じ先端に搭載されているからです。

耳かきを動かせばライトの明かりも動き、カメラも動きますので、耳掃除をしようとしても位置が定まりません。それをさらにスマホの画面を見ながら操作ですから、素人にはうまく扱えません。

本当に実用性を求めるなら、カメラ位置固定、ライト位置固定で、耳かきだけを自由に動かせるようにしないといけませんね。よって、カメラ・スコープ付きの耳かきが得意とする耳垢はありません。

しかし、使い方を工夫すれば、なかなか使える製品です。例えば、耳、鼻、口の状態を確認するために使ったり、頭皮の状態確認にも使えます。

ライトやカメラ機能についてはしっかりしていますので、虫歯や口内炎のチェック、耳の炎症チェックとして使えば、良い商品ですよ。

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機械の力でお掃除!電動型の耳かき

電動耳かき

耳垢のタイプ
粉(乾燥) ぬけがら(かさぶた) しっとり(湿り) べとべと(ねっとり)
◎ ◎ × ×

振動と吸引で掃除してくれる電動型の耳かきです。実用性はそれなりにありますが、使用できる耳垢は乾燥タイプだけです。ちょっとでも湿り気のある耳垢になると、極端に掃除能力が落ちますね。

こびり付いた耳垢を振動で落とし、先端から吸い込んで掃除をするんですが、吸引パワーはそれほど高くないので、性能としても中途半端です。面白い耳かきなんですけどね。

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奥まで丸見え!ライト付きの耳かき

【ののじ】ママミエール

耳垢のタイプ
粉(乾燥) ぬけがら(かさぶた) しっとり(湿り) べとべと(ねっとり)
〇 ◎ 〇 △

先端にライトを組み込んだタイプの耳かきは、子供用の耳かきとして人気があります。子供の耳は小さいため、先端も小さく肌に優しい材質になっているのが特徴です。

先端の形状は一般的なスプーン・ヘラタイプが多いので、得意な耳垢も乾燥したぬけがらタイプや、粉タイプ、しっとりタイプまで対応できます。

ライトの光により耳の奥まで確認しやすいため、人の耳を掃除するときは使いやすいですよ。大人でも使える商品なので、耳かきが下手な人にもおすすめです。

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細かい耳垢ならおかませ!ブラシ型の耳かき

グリーンベルのミミスキット

耳垢のタイプ
粉(乾燥) ぬけがら(かさぶた) しっとり(湿り) べとべと(ねっとり)
◎ 〇 × ×

先端がブラシ状になっている耳かきは、乾燥した粉っぽい耳垢の掃除にとても使いやすいです。多少強く掻いても痛くなく、肌に優しいのも嬉しいポイントですね。

また、耳掃除が終わったあとの細かい耳垢を掃除するのにも役立ちます。粉~しっとりタイプの耳垢を掃除した後でも、耳の中にはこぼした耳垢が散らばってます。

ブラシ型の耳かきで最後に軽くブラッシングしてあげると、気分も爽快ですよ。

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まとめ

形状別の耳かきの特徴や、得意な耳垢について解説しました。注意点として、今回はあくまで形状別の紹介なので、商品によってもまた特徴があります。

例えば、ライト付き耳かきのあかりちゃんは、シリコンキャップがついているから滑りにくく、粉状の耳垢も掃除しやすい。などですね。

耳垢に合わせて耳かきを選ぶ場合は、下記の記事が参考になります。ぜひご覧ください。

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