今回は、ののじが販売するマルチキャッチタイプの耳かきをレビューしたいと思います。先端がコイル状になっているのですが、ただのコイルではなく、コイルそのものをU字型にした珍しいタイプの耳かきです。
類似商品にハートタッチタイプの耳かきもありますが、先端のコイル部分は同じなので、もしハートタッチタイプのレビュー記事を探していた方であれば、当記事が参考になると思いますよ。
おすすめの耳垢タイプや使い勝手を解説していますので、購入前の参考にしてくださいね。
【ののじ】マルチキャッチ型の耳かきにおすすめの耳垢タイプ
耳垢のタイプ | |||
粉(乾燥) | ぬけがら(かさぶた) | しっとり(湿り) | べとべと(ねっとり) |
マルチキャッチ型の耳かきのおすすめの耳垢は、乾燥タイプになります。中でも、乾燥しすぎて粉っぽいという人はピッタリですね。細かいコイルが耳垢をしっかりとキャッチしてくれて、引き抜くときに落とすことが少ないです。
乾燥しているけど大きめの耳垢が取れるという人でも、とくに問題はありません。普通のコイル・綿棒タイプと違って、マルチキャッチは先端の形状がヘラタイプになっていますので、大物も落としにくいです。コイルがいい感じに滑り止めにもなっているようですね。
しっとり~ねっとりの湿り気のある耳垢は、残念ながらおすすめできません。一応使えるには使えますし、しっかりと耳垢は取れるんですが、使い終わった後の耳かきの掃除が大変です。
細いコイルの隙間に湿った耳垢はなかなか取りにくいので、マルチキャッチの耳かきは、主に乾燥タイプの耳垢用として使う事をおすすめします。
【ののじ】マルチキャッチ型の耳かきの特徴と評価
マルチキャッチ型の耳かきは、綿棒・コイル型の後継タイプとも言える形状をしています。おすすめの耳垢タイプも乾燥(粉)に向いていますからね。
ただ、実際に使ってみた感想としては、綿棒・コイルタイプのような”耳かきの気持ちよさ”はほとんどありません。感覚としては、普通のスプーン・ヘラ型の耳かきで掃除をしている感じです。
また、形状が複雑になった分、耳かき使用後の清掃がさらに面倒になったなぁという印象もあります。価格もちょっと高めなので、個人的にはマルチキャッチを選ぶよりも、普通の綿棒・コイル型をおすすめしたいですね。
形状 | 綿棒・コイル型 |
おすすめの耳垢 | 乾燥タイプ(粉・かさぶた) |
素材 | 18-8ステンレス |
サイズ | 約15cm(収納時9cm)/10g/太め |
製造国 | 日本 |
耳掃除の気持ちよさ | |
耳垢の取りやすさ | |
メンテのしやすさ | |
耐久性 | |
価格 |
【ののじ】マルチキャッチ型の耳かきの良いところ!
携帯性に優れている
ののじのマルチキャッチ型耳かきは、先端がボールペンの蓋のようになっていて、中に収納する事ができます。収納時のサイズは15cm→9cmと小型になりますので、携帯しやすいですね。
先端部分が収納される事で破損も防げますので、ポーチに入れておくと、ちょっと耳が痒いときや、耳の中で耳垢が転がってゴソゴソと音がする時などに役立ちます。
コイル・綿棒型とスプーン・ヘラ型の良いとこどり!
先端の形状を見るとわかりますが、コイルをスプーン型に曲げているような形をしています。つまり、コイルでしっかりと細かい耳垢を落とすこともできて、皿部分でしっかりと大物もキャッチする事ができます。
コイルによる滑り止めもしっかりしていますので、耳掃除の機能としては優秀な部類に入るでしょう。
【ののじ】マルチキャッチ型の耳かきのダメなところ!
持ち手が複雑な構造のためグリップ感が悪い
先端を収納できて持ち運べるというメリットが、グリップ感を低下させてます。2つのパーツを合体させて使うため、どうしても少しだけグラつくというか、ガチっとしていないんですね。
また、グリップ部分は見ての通り太いです。ボールペンくらいあります。この耳かきらしくない持ち手が、掃除する時に違和感を感じさせます。
慣れればそれほど気にならないかもしれませんが、初めて使う人はちょっと微妙に感じるかもしれません。
耳かき使用後の手入れが面倒
綿棒・コイル型も同じですが、先端が複雑になっている耳かきは、使用後のメンテナンスが大変です。毎回しっかりと耳かき本体の掃除をしてあげないといけません。
コイルの隙間に耳垢が溜まった状態が続くと、耳の掃除能力も低下しますし、何よりとても不衛生です。
逆に、使用後はしっかり清掃してあげる事で、複雑な形状の耳かきでも、常に衛生的に使う事ができます。
実際の清掃は、画像の説明のようにぬるま湯や洗剤を入れなくても、水の中でクルクルかき混ぜるだけで、だいたい綺麗になります。
【まとめ】携帯できる優秀な耳かきを探している人におすすめ!
ののじが販売するマルチキャッチ型の耳かきを紹介しました。個人的には、う~ん…!?という感じが残りましたね。この商品よりは、普通のコイル・綿棒の耳かきをおすすめします。
でも、携帯性に優れているという点はとても評価できます。他の耳かきは先端を保護する機能がなくて、専用ケースに入れるくらいしかありませんので、どうしてもかさばります。
今回紹介したマルチキャッチ型の耳かきであれば、本当に小型で機能性も高いので、旅行時の耳かきとしては最適ですね。
普段使いとしては、収納できるメリットをそれほど感じませんので、用途に合わせて購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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