耳かきの先端の反対側についている、白い毛玉のようなものありますよね。ふわふわとか、ふさふさ、綿毛やポンポンなど、人によって呼び方は違いますが、正式な名称は梵天(ぼんてん)と言います。
この記事では、ふわふわこと、梵天(ぼんてん)に関して役割や使い方、素材や手入れの方法などを解説したいと思います。
ふわふわ(梵天)の役割
ふわふわ(梵天)の役割は、耳かきをしたあとの細かい耳垢をふき取るためにあります。つまりブラッシングですね。耳かきをした後は、必ず細かい粉状の耳垢が耳の中に落ちています。
細かい耳垢はよくあるスプーン・ヘラ型の耳かきではすくいきれないため、梵天を利用してからめとるように掃除をします。
ちなみに、耳垢が湿っていたり、ベトベトしている人は使えません。主に乾燥して粉っぽい耳垢の人や、かさぶた状のかたまりになった耳垢の人向けですね。
ふわふわ(梵天)の使い方
ふわふわ(梵天)の使い方は簡単です。耳掃除が終わった後、軽く耳の中に入れてクルクルと回転させるだけです。注意点として、ここで無理に肌にこすりつけてはいけませんよ。
梵天は耳肌から剥がれて粉状になった耳垢を拭き取るだけの器具なので、擦ってさらに耳垢を取ろうとするものではありません。耳掃除のあとに、1-2回程度すれば十分です。
ふわふわ(梵天)の手入れおよび洗い方
ふわふわ(梵天)を使っていると、そのうち汚れが気になってきます。粉状の耳垢をからめとっていますので、使用後は手入れをしなければいけません。
手入れをしなければ、梵天が傷んで毛が抜けたり、変色して黄色っぽくなったりします。また、耳垢を食べにくるダニやノミが住みついたり、ゴキブリだって食べにくるかもしれませんよ。
梵天の手入れは、できれば使用後は毎回・・・と言いたいところなんですが、毎回のように手入れをすると、今度は劣化が早くなってしまいます。毎日、毎週のように耳かきをする人であっても、手入れは月に1回程度が理想です。
梵天の手入れ方法は簡単で、石鹸で優しく揉み洗いをして乾かすだけです。あまり強くゴシゴシ洗ってしまうと毛が抜けてしまいますので、やさしく洗うのがポイントです。
洗い終わったら、十分に水分を拭き取ってから、ドライヤーなどで乾かします。自然乾燥でも乾くには乾くのですが、形がイビツになりフワフワ感が失われる事があります。できればドライヤーや扇風機などで、風を当てながら乾かしましょう。
梵天付き耳かきの保管場所は、虫がつかないようにケースに入れたいところなんですが、風通しが悪い場所もあまりよくありません。できれば、空気中のチリや埃がたまりにくい場所に置いておくのが理想ですね。
ふわふわ(梵天)の素材について
ふわふわ(梵天)の素材は、一般的には水鳥の羽毛が使われます。鳥の種類はアヒルの羽毛が一番多いですね。なかには白鳥の羽毛を使用した梵天などもあります。
おすすめの梵天つき耳かき
最後に、おすすめの梵天つき耳かきを紹介しますね。
下記の商品は、ふわふわ(梵天)だけの商品です。先端は耳かきになってませんが、白鳥の羽毛を使った珍しい梵天ですね。
下記の商品は耳かきの定番ブランド、グリーンベルの梵天付き耳かきです。3本セットで300円程度なので、価格的にも機能的にもおすすめですよ。100均の耳かきより質が高いですからね。
最後に紹介するのは、黒梵天の耳かきです。素材はアヒルの羽毛で、黒く着色されています。黒梵天の良いところは、白色よりも汚れがわかりやすいことです。
白色に黄色い耳垢だと目立ちませんが、黒い羽毛なら一目瞭然です。梵天の手入れをするタイミングも決めやすいのでおすすめですよ。
20本以上を試して厳選!おすすめの耳かきランキング
当サイトでは、薬局やネットから購入できる耳かきを20本以上試してみて、使用感や価格面で評価できる商品を紹介しています。
ゴッソリとれる最強の耳かきはもちろん、耳垢のタイプ別、プレゼントやギフト、お子様用におすすめの耳かきをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!