グリーンベルのチタン製耳かき『匠の技』をレビュー！金属ならではのメリットとは？

この記事では、グリーンベルが販売する耳かき「匠の技」の中でも、めずらしい『チタン製の匠の技』をレビューしたいと思います。

普通の匠の技は煤竹(すすたけ)でできており、お値段も1本400円前後ですが、チタン製は少し高く700円くらいします。

使ってみたら、それなりに良い点や悪い点を発見できましたので、チタン製の匠の技がどんなものかと気になっていた人は、ぜひ参考にしてください！

グリーンベルの耳かき『チタン製の匠の技』におすすめの耳垢タイプ

耳垢のタイプ
粉(乾燥)	ぬけがら(かさぶた)	しっとり(湿り)	べとべと(ねっとり)

チタン製の匠の技におすすめの耳垢タイプですが、主にぬけがら(かさぶた)タイプか、しっとりタイプであれば、問題なく使えますね。

粉タイプが△な理由は、金属のスプーンタイプのため、粉っぽい耳垢だと全然すくえないんですね。なんというか、皿部分に付着しない、すぐに滑り落ちるといった感じです。

ぬけがらタイプでも滑り落ちる事があり、◎評価はできませんでした。べとべとしている耳垢の人も少しすくいにくいですが、金属製で丸洗いできることから、衛生面を評価して〇にしました。

グリーンベルの耳かき『チタン製の匠の技』の特徴と評価

↑形状は煤竹製の匠の技とそれほど違いはないが、角度は少し浅め↑

チタン製の匠の技の特徴と評価になります。個人的にはけっこう期待していたのですが、正直イマイチな耳かきです。あえてチタン製や金属製が欲しい人ならいいですが、機能性を求めるならおすすめはしませんね。

グリーンベルの耳かき『チタン製の匠の技』の良いところ！

耐久性は抜群！折れない＆割れない！

チタン製の匠の技で一番良いと感じたのは、耐久性です。ワイヤータイプやコイルタイプは金属製として耐久性が高そうですが、構造が複雑なため、意外と折れたり変形したりします。

しかし、チタン製の匠の技は、形状がスプーンタイプという事もあり、変形などの心配はありません。(力を入れすぎると変形しますけどね)

そして、竹でできた耳かきのように割れたり折れたりする事もないので、耐久性に関してはトップクラスでしょう。

掃除がカンタンで衛生的！

竹でできた耳かきと違って、洗剤をつけて水洗いしてもOKです。完全に丸洗いできますので、衛生面はとても評価できます。

とくに、しっとりタイプやベトベトねっちょりタイプの耳垢の人は、普通の耳かきだとすぐに汚れたりしますよね。その点チタン製は汚れが残ったり変色したりしませんので、使い終わった後はカンタンに綺麗にできます。

グリーンベルの耳かき『チタン製の匠の技』の残念なところ！

グリップが悪くて先端の向きを変えずらい

耳かきにおいて、持ちやすさや指先のコントロールのしやすさはとても重要です。でもこの商品、指先で耳かきを回転させることができないんです。

普通の人は無意識のうちに、耳かき本体をコロコロと回転させながら先端の向きを変えるとおもいます。でも、この耳かきはツルツルと滑ってしまい回転させることが難しいのです。

使ってみるとわかりますが、適度に回転しない耳かきがこんなに使い勝手の悪いものとは思いませんでした。これはかなりのマイナスポイントです。設計ミスとさえ感じます。

回転できるように、完全に円形の持ち手にするか、持ち手の部分にゴム製のグリップをつけるべきでしたね。

金属の皿部分は耳垢をこぼしやすい

チタン製という事が仇になったのか、ツルツルの皿部分だと粉っぽい耳垢やかさぶたタイプの耳垢は、皿から落ちる事が多いです。おそらく摩擦がないからでしょうね。竹と比べると明らかに違いを感じました。

【まとめ】グリーンベルのチタン製『匠の技』は耐久性を求める人におすすめしたい一品！

さて。全体的にあまりよろしくないレビュー記事になってしまいましたが、これが正直な感想です。

ただ、チタン製の匠の技が別に悪い耳かきというわけではなく、人を選ぶな～といった感じです。興味本位では買わない方がいいですね。

個人的には、耳かきの手入れのしやすさ、衛生的、耐久性の高さから、かなりベトベトしている耳垢の人であれば、おすすめできそうです。

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